楽曲編集の方法
本ページは「中四国ヨーヨーコンテスト2013」のフリースタイル競技での使用を前提に、楽曲の編集方法を解説しています。
本ページは内容を保証するものではなく、実行したことによって生じるいかなる問題についても責任を負いません。また、ソフトの使い方や編集方法に関するご質問にはお答えできませんので、あらかじめご了承ください。
WavePadのダウンロードとインストール
フリースタイル用の楽曲編集には「SoundEngine Free」や「Audacity」がよく使われていますが、本ページではmp3の編集・保存ができ、操作が簡単な「WavePad」を使って説明します。
まず、こちらのサイトの「ダウンロード」ボタンから「WavePad」をダウンロードして、インストールしてください。途中、関連プログラムと追加機能を選択する画面になりますが、余計なソフトを入れたくない場合はチェックを全て外してください。
インストールした直後はお試し版となっていますので、一度ソフトを終了します。次にWindowsのコントロールパネル→プログラムと機能→「WavePad 音声編集ソフト」から無料版にダウングレードします。
以降、ソフト起動時に非営利目的かどうかを問うウィンドウが表示されるようになりますので、家庭で非営利を目的として〜を選択して起動します。
不要部分のカット
競技の時間に合わせて曲を削ることで長さを調整します。どの部分を削るかは曲や演技構成によって変わってきますが、ここでは一例として楽曲の後半部分をカットして2分間に調整します。
メニューの「開く」アイコン、またはドラッグ&ドロップで音楽ファイル(mp3、wav等)を開きます。
編集画面では上に楽曲全体、下に拡大部分の波形が表示されています。マウスのホイール操作、または下記画像の黄枠の部分でマウスを右クリックすることで、拡大・縮小できます。
マウスでドラッグしてカットしたい範囲を指定したら(画像は2分以降を全て選択しています)上部の「削除」アイコンをクリック、または右クリックメニューから削除を選択することでカットできます。
編集が終わったら左下の「再生」ボタンで確認して、問題なければメニューの「ファイル」→「名前を付けて保存」でファイルの種類をMPEG Layer-3(mp3)に指定して保存します。MP3エンコーダーの設定はデフォルトで問題ありませんが、ビットレートを320にすると高音質になります。
フェードアウト
曲の最後がぶつ切りで終わると不自然なので、フェードアウトして終わるようにします。範囲を指定して「エフェクト」タブから「フェード」アイコン→「フェードアウト」を選択します。
複数の曲を繋げる
編集画面を右クリックして表示されるメニューから「ファイルを挿入」を選択して、ファイルを追加します。
※音楽ファイルが見つからない場合は、開くファイルの種類を変更してください。
デフォルトの設定では曲の間に無音部分が追加されるので、お好みで「クロスフェード」をかけると繋ぎ目が自然になります。
速度を変更する
あと数秒が削れない、または足りない(演技時間をフルに使いたい)場合は、曲の速度を変更することで対応可能です。範囲を指定して「エフェクト」タブから「速度」アイコン→「速度変更」を選択します。
一例として約30秒間のイントロ部分を27秒に縮めています。あまり大きく変更すると不自然になりがちなので、プレビューで確認しながら調整してください。